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2019年3月 8日 (金)

ハケン占い師アタル、カゴの鳥を放した理由

テレビ朝日、木曜日、夜9時からの「ハケン占い師アタル」をみました。おもしろいドラマですね。

アタルの占いは、いわゆる霊視ジャンルになりますが、霊が憑いているとか憑いていない、などなどの脅し系の極端な霊占いではないのが良いですね。それに、名前はアタルですが、占いが当たる、当たらない、などなどの当てもの系でないのもすてきです。

「占いって、その人を幸せにしてあげるもののでしょう! お金儲けのものではない!」

カリスマ占い師の母親に言い放つアタル。いいセリフです。アタルの鑑定料は一回10万円のようです。10万円を安いとみるか高いとみるかは、その人のお財布事情を反映しますので一概に断定はできません。月収12万円の人と○○○○○円の人ではちがいます。鑑定ご浄財2千万円を平気で支払う方もいます。3千円でもやっとの方もいます。その価値を認めるのか認めないかは、人それぞれでいいとおもいます。

人を幸せにしてあげるもののでしょう!

・・・ここを外すと占いの価値はなくなります。

カリスマ占い師の母親から離れて、占いを捨てて、一企業の派遣社員として生きる道を求めるアタル・・・。はたして彼女は幸せの道を歩めるのかどうか。人を幸せにしてあげる占いを離れてアタルの幸せは得られるのか。来週が最終回、たのしみですね。

ところで昨日のドラマでは、母親の束縛からの解放を象徴するかのように、アタルが飼っていたカゴの鳥、カナリアを空に放ちました。自由になったカナリアは空高く舞い上がります・・・。

しかし、みなさまもご存じのように飼い鳥のカナリアは自由になっては生きていけません。ああぁ、それはダメなのに、と思った方は多かったとおもいます。

来週、そのカナリアが舞い戻ってくるのか? まさか! はい、鳥籠そのものもアタルは捨ててしまいましたので、ありえない。この放鳥シーンは、自由になるってのは死ぬこともあるのよ・・・ということを表しているのかもしれません。わああ、どうしよう心配だわ・・・これが視聴率かんがえた脚本の上手さかもしれません。

このドラマ、「ハケン占い師アタル」のテーマの一つが・・自由・・なのかもしれませんね。誰だって自由に生きたいのです。でも、、、


・・人間は自由という刑に処せられている・・


ノーベル文学賞を辞退した哲学者ジャンポール・サルトルの言葉です。・・意訳すると、自由になりたいという願望は叶えられないが、自由になりたいとおもいつづけることから逃れられない・・・。


あ、すみません、ちょっと話が舞い上がったカナリアみたいに 笑 なってしまいました。

「人を幸せにする占い」・・・アタルちゃん、がんばって、生きてね!

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